Production

各検証試験結果・品質管理体制

エコザックの各種試験

エコザックの接合耐力

ZAM® t =2.3mm、3.2mmとシュアツイストの接合耐力

基準耐力 kN

SB1250DB

引 張 せん断
t=2.3mm 1.20 4.53
t=3.2mm 3.39 6.13

短期許容耐力=基準耐力 長期許容耐力=短期許容耐力×1/1.5

SB1350DB(補習用)

引 張 せん断
t=2.3mm 1.30 5.22
t=3.2mm 3.99 8.70

疲労試験

金属材料の疲れ試験方法通則(JIS Z 2237)およびスポット溶接ケ継手の疲れ試験方法(JIS Z 3138)に準拠し、2×106回の最大負荷荷重を疲れ限度とする。

《引張方向の疲労限度》

  • 板厚2.3mm・・・2.2kN > 基準耐力 1.2kN
  • 板厚3.2mm・・・3.8kN > 基準耐力 3.39kN

《引張方向の疲労限度》

  • 板厚2.3mm・・・6.67kN > 基準耐力 4.53kN
  • 板厚3.2mm・・・8.0kN > 基準耐力 6.13kN
引張方向、せん断方向とも疲れ限度は基準耐力より大きく、疲労に対して安全である。

電磁式疲労試験

耐緩み試験

付トルク30N・mでシュアツイストとM10・M12ボルトナットの戻しトルクを比較
締付トルク(N・m) 戻しトルク(N・m)
シュアツイスト
SB1250DB
30.0 20.5
M12×1.75(並目)
バネ座金使用
30.0 22.6
M10×1.5(並目)
バネ座金使用
30.0 20.2
シュアツイストの耐緩み性はボルトナットと同等

振動試験

  • 自動車部品振動試験方法(JIS D 1601)
  • 振動数33Hz 振幅3mm 負荷荷重5kg 振動加速度6.6G
17時間(200万回)の加振で緩みなし

電磁式疲労試験機

実物大試験

三点曲げ試験

風荷重に対して接合部の安全性を確認

  • 胴縁本体の終局耐力に対して接合部の損傷無し
  • 胴縁中央部の変位17.23mmに対して、接合部の変位量1mm以下
三点曲げ試験

三点曲げ試験

層間変位試験

水平荷重に対する層間変形角 1/120以下に対して安全性を確認

  • 胴縁本体の終局層間変位180mm(1/10)に対して損傷無し
  • 接合部の変位量1mm以下
層間変位試験

層間変位試験

耐食性試験

シュアツイストとZAM®および溶融亜鉛めっきの組み合わせによる耐食性試験

  • 中性塩水噴霧サイクル試験(JIS H 8502)
  • 1サイクル(8時間)=塩水噴霧2時間+乾燥4時間+湿潤2時間
  • ①ZAM®:150サイクルで平坦部、裏面、曲げ加工部に白錆発生
    シュアツイスト:150サイクルで僅かな赤錆
  • ②溶融亜鉛めっき:50サイクルで平坦部、曲げ加工部に赤錆発生
    シュアツイスト:150サイクルで赤錆発生(もらい錆)
  • ZAM®/K14+シュアツイストは、溶融亜鉛めっきHDZ40+シュアツイストと同等以上の耐食性を有する。

接合部詳細図

接合部材として、
工場:角型鋼管(100×100×3.2)
現場:リップ溝型鋼(100×50×20×3.2)
ネコピース:(L50×50×3.2×90)の場合を示す。

※狭小部位には、溶接接合を選択する場合があります。

品質管理体制

認定制度

エコザック普及協議会(以下、本協議会)が開催する技術講習会を受講し、適切に認定性としています(定期的に監査も実施)。

技術講習会(座学、実技の2部構成)

品質管理内容

下表のように製造時に締付トルクや胴縁の下穴径、板厚等を適宜確認し、記録に残すことで確実な品質管理が行える体制としています。
また、製造方法と品質管理方法を記録したDVD「エコザック製造手順」を正会員に配布し周知を図っています。

項 目 検査対象 確認内容 頻 度
1)使用前検査 ・鋼管、型鋼
・シュアツイスト
・ネコピース
・サイズ、検査証明書と荷札の照合、板厚
・形式、検査報告書No、ねじ山径等
・寸法、形状、外観、挿入孔径
作業日毎に1回
2)作業前確認(テストピース) ・試験材の板厚、孔径確認
・インパクトレンチのトルク設定
・シュアツイスト3本を締結し、締付け
 後のトルクを測定する。
・下孔径、板厚測定
・トルク目安t2.3:約30N・m、t3.2:約50N・m
・規定のトルク範囲内か確認。
 t2.3:26~53N・m、t3.2:40~78N・m
作業日毎または
作業班毎に1回
3)製造中の抜取検査 ・製造途中の不具合有無確認のため、
各寸法、締付け後のトルクを測定
・シュアツイスト外形
・板厚、下穴径
・追締トルク
午前、午後に
各1回以上
4)製造後の検査 ・着座の確認 ・目視にて全数確認 製造後に1回

DVD「エコザック製造手順」の内容(約30分)

  • 1. 工具、検査機器について
  • 2. 製造記録の記入内容
  • 3. 被締結材の使用前検査方法
  • 4. 被締結材の穴あけ作業
  • 5. 専用工具の調整作業
  • 6. 製造
  • 7. 製造中の抜き取り検査方法
  • 8. 製造記録の記入内容
  • 9. 被締結材の使用前検査方法
  • 10. 被締結材の穴あけ作業
  • 11. 専用工具の調整作業

不具合対応

正会員各社で製造時または施工後に不具合があった場合は、正会員各社で応急対応すると共に、その情報を本協議会の運営部会に報告し、運営部会で対応を協議、その結果を正会員各社(全社)に連絡する体制としています。

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